連携病院にて手術を行います
手術、入院が必要な場合は連携病院にて、当院長が出向き執刀することもございます。（カテーテルアブレーションやペースメーカー手術）
不整脈に対するカテーテルアブレーション術
不整脈の元とされる異常な電気信号が発生している箇所やいらない電線を高周波によって焼灼したり、ウイルスが広がらないように個室隔離するのと同様に、異常な電気の発生場所を囲い込む隔離術によって、不整脈そのものを根治させる治療法になります。
ペースメーカー治療（ペースメーカー植え込み術）
徐脈性不整脈の患者さんに行われるもので、電気刺激を洞結節の代わりに与え続けていくことで調律をコントロールできるようにします。また心房から心室に電気が伝えられない房室ブロックでは、心房に電気を与えたあと、0.1秒ほど遅らせて心室に電気を与え、心房、心室の順番に収縮できるようにします。体内に埋め込む場合（ペースメーカー植え込み術）は永続的に使用されるペースメーカーです。
冠動脈形成術
心症や心筋梗塞の患者さんに行われるもので薬物治療と併行して行われます。心臓を栄養する冠動脈にカテーテルというストローのような長い管をひっかけて、その中を通して風船や金網を持って行き、狭くなった血管を拡げ、血流を改善していくという治療になります。
弁膜症心臓外科手術
弁膜症の外科手術では、弁の形を整えていく弁形成術、弁を人工弁（生体弁、機械弁）に置換していく弁置換術を行っています。最近では大動脈弁狭窄症に対しては、カテーテルによって大動脈の弁を留置する手術も行っています。
