ごあいさつ
当院のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
院長に就任予定の平田 明生(ひらた あきお)と申します。
この度、2020年10月1日より東大阪市八戸ノ里駅前の「しのづか医院」を継承し、新たに「しのづかひらた医院」として再スタートすることとなりました。 私は1997年に大阪大学医学部を卒業し、医師となりましたが、同じ年に開院した歴史ある「しのづか医院」の院長として就任できることに深くご縁を感じております。
これまで大阪市の基幹病院である大阪警察病院において、15年間、心臓・血管疾患の専門医として勤務させていただきました。
同病院では血管内の治療として、冠動脈形成術(心筋梗塞などで血管を広げる治療)、不整脈疾患に対するアブレーション術(不整脈に対するカテーテルを用いた心筋の焼灼治療)・ペースメーカ植え込み術、またCCUにおいては重症心不全に対する集中治療など、循環器領域では多岐にわたる分野の治療を行い、野球に例えると "打って走って守れる" 三拍子そろった医師になれるように努力して参りました。
このような日常診療の中で思うことは、ひとりひとりの患者さんに最適な医療を提供することが、如何に難しいかということです。
単に病気や病変を治療する技術レベルが高いだけでは "よい医療" は提供できません。高い技術の裏付けに加えて、患者さんをとりまく様々な背景を考慮しつつ、治療方針を決定することが重要です。
私は、自分の理想とする、そのような "よりよい医療" を実践するために、旧来より親交のあった「しのづか医院」での継承開業を決意致しました。
今後はこれまでの知識と経験を活かし、患者さんたちと緊密な関係を築き上げていきたいと考えております。
そして、大阪警察病院とさらに連携を深めながら、皆様に喜んでいただける医療をご提供したいと考えております。
(先代院長のしのづか先生にも外来をお手伝い頂く予定であり、その時間に私は大阪警察病院や大阪大学の関連病院におきまして、 引き続きアブレーション治療・外来診療を行います。)
具体的には心臓の病気はもちろんのこと、心臓病と深い関わりのある生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症等)や風邪などのちょっとした体調不良、何科を受診したらよいかわからないような健康上の問題についても遠慮なくご相談ください。
状況に応じて適切な診療科、専門病院などへ紹介させていただきますので、当院を「かかりつけ医」として気楽にご利用いただければ幸いです。
しのづかひらた医院 院長 平田 明生
経歴
- 平成9年
- 大阪大学医学部卒
- 平成9年
- 大阪大学医学部附属病院 研修医
- 平成10年
- 大阪府立病院(現在:大阪急性期・総合医療センター) 心臓内科
- 平成14年
- 大阪大学大学院医学系研究科 情報伝達医学専攻 病態情報内科学博士課程修了
- 平成18年
- 大阪警察病院 循環器内科 副医長
- 令和元年
- 大阪警察病院 心血管治療部センター長 循環器内科 部長
- 令和2年10月
- しのづかひらた医院 院長
大阪警察病院 循環器内科 顧問
資格
- 医学博士
- 日本内科学会総合内科専門医・指導医
- 日本循環器学会循環器専門医
- 日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医
- 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医
- 植え込み型除細動器(ICD) / 心臓同期療法治療(CRT)植えこみ資格
- リードレスペースメーカ植込み資格
- His束ペーシングシステム植えこみ資格
- 着用型自動除細動器(WCD)処方資格
所属学会
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)
- 日本不整脈心電学会
- 日本心臓病学会
連携病院
- 市立東大阪総合医療センター
- 大阪警察病院
- 大阪大学医学部附属病院
- 大阪赤十字病院